SAP ABAP ロジ系の出力タイプに関するテーブル

  SapScript

概要

ロジ系の出力タイプはトランザクションコード:NACE等で定義する事が可能だが、これらの定義に関する情報が格納されているテーブルを紹介しよう。

定義

出力タイプが実行された場合、どのプログラムが起動されるのか、どの帳票(SapScript)が紐づけられているのかという事はテーブル:TNAPRで確認する事ができる。
出力タイプや送信媒体(印刷やメール等)をキーとし、プログラム・FORM・SapScriptの組み合わせを参照できる。また、SamrtFormsやAdobe Formを呼び出している場合は別フィールドで確認できる。

実行ログ

出力タイプを使用して実行した場合、該当伝票番号はテーブル:NASTに格納される。注意してもらいたいのは、キーであるOBJKY(対象キー)にはALPHA変換がはいっていない為、検索する際は前0をつけて検索しなければいけない。

条件マスタ

トランザクション:NACEで出力タイプが割り当てられている条件を確認する事が多いと思うがテーブルを参照して確認する事も可能である。
まず条件テーブルの用途は「B」(出力)でアプリケーションと条件タイプを調べたいものを指定してテーブル:T685を検索し検索順序(KOZGF)を取得する。
次に用途、アプリケーション、検索順序でテーブル:T682Iを検索する。
条件テーブル(KOTABNR)という3桁の数字があり、それが各条件が保存されているテーブルになる。
トランザクション:SE16等で B + 取得した条件テーブル(例:B011)等で検索してみよう。

SapScript全体のテーブルを確認したい場合はこちらを確認してください。